イチローズモルト・ダブルディスティラリーズ
今はない羽生蒸留所と2008年に稼動した秩父蒸留所のモルト原酒をブレンドしています。フルーティーでまろやかな味わいです。
イチローズモルト 秩父 オン・ザ・ウェイ
秩父蒸溜所は2008年2月に操業を開始し、この年に仕込んだ原酒の熟成期間が5年を経過しました。ウイスキー造りとは難しいもので、将来のために長期熟 成させる原酒もとっておかなければなりません。しかし、その特徴を製品に生かしたい。そこで、この貴重な原酒を含めた、モルト原酒の2008年~2010 年のビンテージを使用し「オン・ザ・ウェイ」を造りました。主な原料麦芽(モルト)は自社スタッフの手によるフロアーモルティングを行ったもの、また、 2008年の原酒はミズナラ製の樽を使用しました。伽羅や白檀などの香木やハーブを連想させるトップノート、バニラやハチミツ系のスイートさ、柑橘系のフ ルーティーさを感じる味わいです。その特徴を生かすため、アルコール分高め、ノンチルフィルター、ナチュラルカラーでボトリングしました。秩父で熟成を重 ねてゆくウイスキーに思いを巡らせながら造った「オン・ザ・ウェイ」をどうぞお愉しみください。
イチローズモルト&グレーン ホワイトラベル
2008年蒸留を開始した秩父蒸留所ではモルトウイスキー原酒をダンネージスタイルの伝統的な貯蔵庫でウイスキーの熟成を行っています。ひと樽ひと樽個性 的な熟成をする原酒の中には、シングルカスクに向いたものやブレンドに使用することで力を発揮するものなどさまざまなタイプの原酒が育っていきます。この うちブレンドで力を発揮する原酒を選びキーモルトとして、全部で9蒸留所のモルト原酒と2蒸留所のグレーンウイスキーをブレンド、爽やかで華やかなウイス キーに仕上がりました。 色は明るく耀きのあるゴールド。レモンピールやオレンジピールなどの柑橘系の果実を感じるトップノート。 スイートで軽やかな中に複雑で奥深い原酒のハーモニー、コクのある余韻を感じる。 自然の状態にこだわりノンチフィルター(冷却濾過なし)、ノンカラー(無着色)としました。
イチローズモルト ワインウッドリザーブ
イチローズモルトワインウッドリザーブ(WWR)は、赤ワイン熟成樽の空き樽をウイスキーの後熟に使用しました。 熟成樽を入れ替えるというひと手間が、通常の熟成とは異なる複雑さをウイスキーに与えることとなりました。 モルト100%のウイスキーの華やかさと、豊潤さに、フレンチオーク樽による個性が加わりました。 フルーティーなトップノート、ビターチョコレート、オレンジピールなどの複雑な味わいが特徴です。 使用している原酒は羽生蒸溜所モルトをキーモルトに、数種のモルトをヴァッティング、フレンチオーク製の赤ワイン樽で後熟したピュアモルトです。 また、ウイスキー本来の味わいを楽しんでいただくために、冷却濾過や人工的な着色はしておりません。 カラーは赤みを帯びた褐色。 トップノートはフルーティー、チョコレート。 味わいは、ビターチョコレート、オレンジピール、フルーティーでビター、加水により徐々にマイルドでフルーティーさが際立つ。 フィニッシュはややビターでフルーティーな余韻。
イチローズモルト MWR ミズナラウッドリザーブ
MWRとはミズナラ・ウッド・リザーブの頭文字をとったものです。 使用している原酒は羽生蒸溜所モルトをベースに、数種のモルトをヴァッティング、ミズナラリザーブヴァットで再熟成したピュアモルト(モルト同士をブレンドしたものでモルト100%ウイスキー。ブレンデッドモルト)です。 ピーテッドモルトを多めに使用したことで、スイートさを引きたたせました。最初には奥深い甘みを感じ、やがて複雑な味わいとピート感が口の中に広がります。